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『ああ利尻島』に込められた思い・・・3

 歌い継がれていく段階で歌が徐々に変わっていってしまうのは仕方のないこと、

ましてや「ああ利尻、セイ!」と歌われた時代にこの島を訪れ、青春の1ページを刻んだ人達にとっては、

これが『ああ利尻島』なのだ・・・それを否定することはできません。

一人一人の中にそれぞれの大切な風景があるのだと自分自身に言い聞かせることで

気持ちに折り合いをつけました。

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しかし、迎えたイベント当日(17日)私達は6便の見送りの中でただの1度も

「ああ利尻、セイ!」と拳を挙げることができませんでした。

ナオさんはそれを見逃さなかった・・・

それにしてもオンエアまであと4時間もないギリギリの中でこの電話? 

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 そういえば、彼女は島でこんなことも言っていました。『利尻よさらば』の歌詞に絡めて

「テレビの前の人にはテレビに映ったものがすべてなんです。瞼に浮かぶなんてことは絶対にないですから、

私がちゃんと伝えなければならないんです。」

彼女の記者魂が、決して言葉にしなかった私達の真を捉え、

報道者としての使命感が封印していた心の声を引き出したのです。 

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 電話の最後にナオさんは言いました。・・・「わかりました。なんとか伝えます。」

終始私達の気持ちに寄り添い、大切に 伝えようと努力してくださったナオさんに感謝します。

ナオさんのおかげで、あの頃ぼんやりと感じていた思いが、何十年も経った今、クリアになった気がします。

 いい旅になりました。

IMG_0287.JPG 

私達は気付いていました。島を出るナオさんを見送った時、泣きながら『ああ利尻島』を歌うナオさんが

「セイ!」と拳を挙げなかったことを。

あの時、この人には『ああ利尻島』に込められた思いが伝わっていると確信しました。 


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