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ゴエモン回想録~小さな旅

 1977年8月某日の出来事です。IMG_0507.JPG

当時、8月といえば連日180人の宿泊客を迎え入れ、田中屋の団体さんとYHのホステラーの見送り、毎夜、YHと田中屋で延べ4時間に及ぶミーティングでもうヘロヘロ、気が狂いそうな毎日でした。 そんなある日の朝、何気に皆さん意気投合・・・半日だけの旅に出ようと決めました。

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朝の見送りの後、YHを抜け出し、ヘルパー10人くらい(ゴエモン、キタロー、くみ、まき、キン、ハリマオー、エメロン、月光仮面、原人)でマイクロバスに乗り込み、島内一周の旅に出ました。

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姫沼で姫エビを採り、沓形では当時流行りの喫茶店FMに立ち寄りました。(喫茶店FMには利尻の風吹ジュンがいたのです。当時はホステラーが毎日沓形までFMツアーをする程の盛況ぶりでした。)

たった半日の旅でしたが、この小さな旅のおかげで9月までの残り2か月、がんばれたかな( ^ω^)・・・懐かしいですね。

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そうそう忘れてました。この旅には人質として「ちゃーぼーも旅に出たい!」と言った当時4歳のちゃーちゃんも連れて行きました。


 

昔の若者のつぶやき

リュウさんの言葉は、いつも深い。そうだ!私達は旅がしたいのだ。

豪華列車も豪華客船もグルメ旅行も、そんなものに心は微塵も動きはしない。

 ずっと旅人でありたいのだ。

『ななつ星』よりも、『瑞風』よりも乗りたい列車は『急行利尻』。

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            昔の若者のつぶやきでした・・・

リュウさんからの手紙

 7月の利尻、空も海も輝いていたなぁ!

あの時代、すべてが輝いて見えた。多分、肉体が、血液の循環が、今とは違っていたんだろうなぁ・・・

もうあの頃に戻れないことはわかっているが、今の肉体と精神で利尻はどのように僕の中に写るのだろう?

北国の寒村の漁港、昆布を干す老人、短い夏を精いっぱい生きていた人々、

僕が強くひかれた利尻は、まだあるのだろうか?

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若者は、貧しい旅をしなけりゃね。今は駅にも泊まれないし、夜行列車もなくなった。

若者に旅人はいなくなった。観光客ばかりだ!

昔がいいとは言わないが、貧しさも必要な気がする。

やたらと高級な列車の運営が盛んだが、どれほどの人が楽しめるのだろう。

赤字路線はことごとく廃線になるし、淋しいね。経済優先の社会だから仕方がないのかな?

周遊券復活しないかな・・・ゆーーーっくり旅したいね!

若者と老人がギターをかき鳴らし・・・あの一体感をもう一度!


ただいま

  心の中に宝物を持っている人は その人生も輝いている・・・

 鉄道旅の番組で誰かが、こんなことを言っていました。

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おしどまりの空はどこまでも青く

何十年ぶりかの「ただいま」をやさしく迎えてくれる

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 青い海も 白い波も 岬を飛ぶウミネコも
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満天の星も 街を金色に染め抜く夕日も
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クロユリ咲く小道も 天にそびえる山も
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懐かしい人の笑顔も
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私の大切な宝物がここにある
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おしどまりの空はどこまでも青く
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何十年ぶりかの「ただいま」に
「おかえり」と囁く港の風が 私を包む
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2017 おしどまりの空の下へ 

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あの時 私たちは 確かにここにいた
この道を歩いた
この坂を下った
この空を見上げた
ここで出会い ここで別れた
たくさんの笑顔と たくさんの涙と
どれほどここで味わっただろう・・・
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あの時 心に飛び込んだ ダイヤモンドの原石は
心の奥で いつまでも 輝きを放っている
私たちの旅は まだまだ終わらない
2017年夏、再び おしどまりの空の下へ
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おしどまり港で会いましょう!


かっこいい奴 4

「かっこいい奴」「ああ利尻島」など、おしどまりユースオリジナルソングを携えての見送りは、港を活気づけました。IMG_0286.JPG

そんな港が楽しくて、夏休み中、毎日遊びに来ていた小学生達が、一昨年、リシリーズの歌を引き継ぎ、あの頃の港を復活させようと立ち上がってくれました。

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一昨年、島の元少年達が、港復活を企画した時のポスターです。

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77年、ゴエモン・ゲンさんのコンビで仕切った港、その音源を忠実に引き継いだのが 79年、ひんみん・デンバーのコンビです。IMG_0284.JPG

この頃、おしどまりユースには山コンブ、マーチン、仙太郎などプロ級のギタリストが何人かいました。

港のお祭り騒ぎというにぎわい、活気においては礼文と大差はなかったかも知れませんが、音楽レベルは間違いなくおしどまりユースの圧勝だったでしょう


井の頭リシリーズ

冬眠から覚めた、井の頭リシリーズ

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かっこいい奴、OKですかぁ?IMG_0416.PNG


かっこいい奴 3

ミーティングで盛り上がった「かっこいい奴」、

これを港でやるぞ!」と意気込んだのがゴエモンです。

ハンドマイク片手にドスのきいたしわがれ声で、その場を一気に飲み込み、港を牛耳ったのです。IMG_1228.JPG    

港での見送り光景は、たぶん礼文に勝利したと確信していました。


かっこいい奴 2

極寒の利尻、薪の炎で暖をとり、和太鼓の響きをベースにイメージを膨らませ、来る日も来る日も練り上げた末に完成した「かっこいい奴」・・・そこに振り付けをしたのがゲンさんです。75年~76年のことです。

この踊りも時代とともに、あるいは一人一人の個性に合わせて、若干変化しているものもありますが、最も基本となるポーズ・・・『かっこいい奴が[るんるん]』は人差し指を立て、片方で天を指し、もう片方で地を指す、というのが原型です。2~3年前、テレビのニュースで対馬の梅林寺から韓国の窃盗団によって盗まれたという仏像を見た時、テレビにくぎ付けになりました。なんとこの仏様のお姿はまさしく「かっこいい奴」。

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薄学の私はこれが誕生仏というもので、お釈迦様がお生まれになってすぐに「天上天下唯我独尊・・・」と唱えられた時のお姿であることを知りませんでした。

40年も前に「かっこいい奴」をミーティングで披露する際、ゲンさんが語った「片手で天を指し、もう一方の手は地を指す」という言葉は、この仏像の存在を知ってのことだったのでしょうか?いやいや、まさか?・・・と不思議でなりません。


かっこいい奴 1

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桜前線北上中です。間もなく利尻にも春が訪れることでしょう。

そろそろ「かっこいい奴」について語りたいと思います。

「かっこいい奴」「ああ利尻島」その他のオリジナルソングも、当時押され気味だった礼文への宣戦布告でした。

どこにも負けない利尻のオリジナルを作るため、思案の連続でした。                  島を出て色々な所に出向いては当時、巷で流行っているもの、若者の心をつかむものは何かをリサーチしました。

そこでリュウさんが出会ったものが和太鼓の響き。お腹の底からドンドンドンドン、ドンドンドンドン……と響いてくるあのリズムが「かっこいい奴」のイントロの原型です。身体の芯に響いてくるようなあの独特のリズムは日本人の魂に共鳴するものなのかも知れません。                        昨年、当時小学生だった島の人達が35年ぶりで聞いたこのリズムに思わず「これだ、これだ!」と声を上げたのもわかりますよね。

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